― ゴルフの飛距離を変える「股関節のねじり」とトレーナーが見るべき“本質” ―
1. ゴルフスイングとトレーニングの誤解
「もっと腰を回せ!」「下半身リードでスイングしろ!」
ゴルフ練習場やレッスンで、そんな声をよく耳にします。
しかしこの「腰を回す」という言葉が、多くのゴルファーの動きを狂わせていることをご存じでしょうか。
腰を“ひねる”意識が強すぎると、骨盤そのものを無理に回そうとして、結果的に「腰椎(ようつい)」をねじってしまいます。
腰椎は構造的に回旋可動域が非常に小さく、約5度から大きくて15度ほどしか動きません。
つまり、腰をひねる動作は、本来人間の構造には適していないのです。
この動きが続くと、腰に負担がかかり、腰痛やスイング不調の原因となります。
「スイングのための回旋」と「腰をねじること」はまったく別物です。
神戸・六甲道のパーソナルジムNeeDSでは、独自のメソッド(NeeDSトレーニングメソッド)の中では“骨盤ローテーション=両股関節の連動運動”と定義しています。
右打ちの場合、骨盤を左に回旋させるときは「右股関節の外旋」と「左股関節の内旋」によって動きが生まれます。
この連動が正しく起こると、腰椎にねじれのストレスがかからず、地面反力を効率的に使えるようになります。
結果的に、パワーを地面から全身に伝えることができ、スイングスピードが自然と上がるのです。
一方で、多くのアマチュアゴルファーは逆の動きをしています。
右股関節を内旋、左股関節を外旋させながら骨盤を回そうとしているのです。
これでは“回旋”ではなく、単なる“移動”の動きになります。
地面からの力を受け取れず、結果的にスイングが弱くなる原因になります。

2. 回旋運動の本質 ― 骨盤と胸椎の“連動”
人の身体は、単独で一軸回旋するようにはできていません。
「股関節」「骨盤」「胸椎」がそれぞれ独立しながらも連動することで、正しい回旋が生まれます。
ゴルフスイングで最も美しい瞬間、それは「切り返し」の動作です。
上半身がトップへ向かうと同時に、下半身はすでにダウンスイングの準備を始めています。
この“ねじれ差”(いわゆるXファクター)がスイングのしなりを生み出し、飛距離を生みます。
しかしその正体は、単なる「ひねり」ではありません。
股関節の内外旋と胸椎の分離・協働こそが本当の“ねじり”なのです。
胸椎(特にT7〜T12)の回旋がしっかり出ないと、いくら骨盤を動かしても上体はついてきません。
逆に胸椎が動いても、股関節が固ければ力は地面に伝わりません。
この2つをつなぐのが、NeeDSメソッドで重視している「モビリティ(可動性)/スタビリティ(安定性)」の考え方です。
ゴルフにおける“回す”とは、
「胸椎が動く」「骨盤が安定して動く」「股関節が自由に回る」――
この3つが揃ってはじめて“捻転差”が生まれます。
腰をひねるのではなく、身体全体でねじりをデザインすることが大切なのです。
3. 骨盤ローテーションの正しい理解
NeeDSメソッドでは、骨盤ローテーションを“ファンダメンタル(基礎)”の中核に位置づけています。
それは、この動きが単なるウォーミングアップではなく、「正しい力の方向とベクトル」を学ぶための訓練だからです。
骨盤ローテーションでは、股関節を中心とした回旋の分離と共働を身につけます。
右股関節の外旋と左股関節の内旋という、反対方向へのねじりを骨盤が橋渡しすることで、
身体の中心軸をブレさせずに力を溜めて放出することができるようになります。
もし逆の動きをしてしまうと、腰椎に過剰なストレスがかかり、動きは“回転”ではなく“移動”になります。
それを修正し、股関節から正しく動けるようにするのが骨盤ローテーションドリルの目的です。
4. 若手トレーナーに伝えたい「見えない動き」を読む力
見る力ではなく、“感じ取る力”を磨く ― NeeDSメソッドの視点フローの本質
若いトレーナーの多くは、“動きを見る=目で確認すること”と考えがちです。
しかし、本当の「見る」とは、目で見える範囲の先にある“情報の流れ”を感じ取ることです。
動作とは、筋肉や関節の単なる動きの連続ではありません。
力の方向、重心の移動、筋の張力、呼吸、さらにはその人の心理的な状態までもが一つの動作に現れます。
この“見えない情報”を感じ取り、全体を読み解くことが、NeeDSメソッドがいう「視点フロー」です。
たとえば、骨盤ローテーションを評価する場面。
多くのトレーナーは骨盤の回転角度やスピードだけに注目してしまいます。
しかし、神戸・六甲のプライベートジムNeeDS/アスリートジムNeeDSのメソッドでは、見るべきは「骨盤」ではなく、地面と身体のつながりです。
足裏の圧がどこにかかっているのか。
膝の方向がつま先と揃っているか。
股関節の内外旋がスムーズに切り替わっているか。
胸郭の動きが骨盤と連動しているか。
そして、呼吸や表情に余計な緊張がないか――。
これら一つひとつを、ラインで結びながら立体的にとらえることが“観察”です。
身体は、部分ではなくつながりで動くシステムです。
たとえばゴルフスイングでは、足裏から始まる力が股関節、体幹、肩甲骨、腕、クラブへと連鎖します。
どこか一つの関節や筋が滞ると、力の流れが途切れ、動きが乱れます。
これを見抜くには、単一の部位を見るのではなく、流れの中の「滞り」を感じ取る視点が必要です。
「木を見て森を見ず」という言葉がありますが、トレーニングの現場では逆も起こります。
“全体を見よう”と意識しすぎて、一つの関節のわずかな動きの乱れを見逃してしまう。
その結果、正しい評価や修正ができず、パフォーマンスを下げる原因になります。
NeeDSメソッドが大切にしているのは、「木を見て、森も見る」バランス感覚です。
つまり、一つの関節の微細な動きも、全体の流れも、両方を同時に感じ取ること。
それはまるで、音楽で一つの音を聞きながら、同時にメロディ全体を感じるようなものです。
優れたトレーナーほど、この“多層的な聴覚”のような観察力を持っています。
動きを見るとは、ただ「観察する」ことではありません。
そこには、相手の身体の声を聴くように感じ取る力が必要です。
足裏が何を訴えているのか、呼吸がどんなリズムを刻んでいるのか。
視点フローとは、そうした“見えないサイン”を丁寧に拾い上げ、
選手やクライアントの本当の状態を理解するための「心の観察法」でもあります。
5. 骨盤ローテーションエクササイズの実践

それでは実際の骨盤ローテーションエクササイズの方法を紹介します。
この動きは一見シンプルですが、非常に奥が深いトレーニングです。
<動作・方法>
- ベースポジション(膝・股関節を軽く曲げた姿勢)を取ります。
- 肩を動かさず、骨盤のみを左右に回旋します。
- 10回×2セット、呼吸を止めずに行いましょう。
- 膝が横にブレないように注意します。
- 頭の高さを一定に保ちます。
<目的>
・骨盤回旋の正しい感覚を身につける
・股関節の分離と連動を理解する
・腰椎への負担を軽減する
<効果>
・スイングにおける回旋効率の向上
・骨盤と胸郭の協調性アップ
・下半身主導のスイングによる飛距離アップ
<注意点>
・膝が左右に流れないようにする
・「骨盤を回す」ではなく「股関節で入れ替える」意識を持つ
・肩が一緒に動かないように、胸椎の分離を保つ
<キューイング例>
「腰を回す」ではなく「股関節を動かす」
「膝を固定して、左右の骨盤を入れ替える」
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6. ゴルフの飛距離アップは「脱力×連動」で決まる
飛距離が伸びないと感じているゴルファーの多くは、力が足りないのではなく、力みすぎています。
ゴルフスイングは力を“出す”動きではなく、力を“伝える”動きです。
そのためには“脱力”が欠かせません。
筋肉が緊張しすぎると、関節の動きが制限され、股関節や胸椎の連動が途切れてしまいます。
骨盤ローテーションは、脱力と連動を同時に学べるエクササイズです。
動きが滑らかでリズミカルになると、クラブヘッドの加速が自然に高まり、スイングスピードが上がります。
結果として、「力を抜いたほうが飛ぶ」という感覚を体で理解できるようになります。
神戸・六甲道にあるアスリートジムNeeDSでは、多くのゴルファーがこのトレーニングで変化を実感しています。
「腰痛がなくなった」「スイングが安定した」「飛距離が20ヤード伸びた」などの声が多数届いています。
7. トレーナーとして成長するために ― NeeDSアカデミーの学び
この内容を読んで、「もっと深く学びたい」と感じた方も多いのではないでしょうか。
その気持ちこそ、トレーナーとしての第一歩です。
NeeDSアカデミーでは、トレーニング理論・栄養・メンタル・解剖学などを、現場で活かせる形で学べます。
オンライン講座とリアル実習を組み合わせ、若手トレーナーが実践力をつけながら成長できる環境が整っています。
講師陣には、元メジャーリーグ・阪神タイガースのトレーナー中務正幸をはじめ、
現役アスリートやトップトレーナーが名を連ねています。
ここで学ぶ内容は、単なる知識ではなく“現場で使える力”です。
骨盤ローテーションのような基礎動作を通じて、
人の動きと心を見抜く力を養い、現場で即戦力として活躍できるトレーナーを目指します。
8. まとめ ― 本物の動きはシンプルで美しい
骨盤ローテーションは派手なエクササイズではありません。
しかし、シンプルな動きの中に人の身体の本質が詰まっています。
“回旋を覚える”のではなく、“回旋を感じる”。
“筋肉を使う”のではなく、“力の流れを作る”。
“フォームを整える”のではなく、“エネルギーを通す”。
NeeDSトレーニングメソッド®が目指すのは、**「無理なく・無駄なく・負担なく」**の動きです。
ゴルフでも、トレーニングでも、人生でも、
本当に美しい動きは「力を抜いたとき」に生まれます。
神戸・六甲道のNeeDSから、今日も新たな挑戦が始まっています。
あなたも、自分自身の“可能性の回旋”を始めてみませんか。
見る力を磨くということ
トレーナーという仕事は、つい「教える」「指導する」という側面ばかりが注目されがちです。
しかし、指導の出発点は「観ること」です。
そしてその“観る力”は、筋肉や関節を目で追うことではなく、相手の身体の声を聴くことから始まります。
例えば、あるクライアントが「腰が痛い」と言っていたとします。
多くの初心者トレーナーは、痛みがある部位そのものに原因を探してしまいます。
ですが、NeeDSメソッドを学ぶトレーナーはまず、「なぜその腰に負担が集まっているのか」を考えます。
すると、足裏の荷重バランスが崩れていたり、片側の股関節が硬かったり、肩甲骨の可動が悪かったりと、原因は全く別の場所にあることが分かります。
身体は“部分”ではなく“つながり”でできています。
痛みや違和感は、システムのどこかに生じたバランスの崩れの「結果」でしかありません。
この“つながり”を読み取る力こそが、トレーナーの「見る力」なのです。
神戸・六甲道のアスリートジムNeeDSでは、毎日のセッションでこうした「気づきの瞬間」が生まれています。
クライアントの足の向きが少し変わっただけで、スイングの軌道が自然に整う。
呼吸が整うと、フォームが安定して力みが取れる。
ほんの数ミリの動きや、数センチの重心の違いが、パフォーマンスに大きく影響します。
これらを見抜けるかどうかが、プロとアマの違いだといえます。
では、その“見る力”はどうすれば磨かれるのでしょうか。
答えは、「意識して見る」ことを繰り返すことです。
NeeDSアカデミーの授業では、トレーナー同士で動きを観察し合い、感じたことを言葉にするワークを行います。
「今、どちらの股関節に体重が乗っていた?」「呼吸のタイミングは?」
そんな何気ない質問を重ねるうちに、最初は見えなかった動きの“意味”が分かるようになっていきます。
動きを感じる力とは、センスではなく経験の積み重ねです。
100人見ても気づけなかったことが、101人目で突然わかる瞬間があります。
それがトレーナーとしての成長の実感です。
そして、クライアントから「なんで分かったんですか?」と驚かれたとき――
その瞬間にこそ、観察力を磨いてきた努力の意味があります。
もう一つ、観察力を高める上で大切なことがあります。
それは、「先入観を持たないこと」です。
“この人はこういうタイプだ”“この動きは悪い”と決めつけてしまうと、目が曇ります。
身体は日々変化しています。昨日と今日では、同じ人でも違う反応を見せます。
だからこそ、毎回“新しい目”でクライアントを観る姿勢が必要です。
NeeDSでは、スタッフ同士がセッション後に「今日の気づき」を共有します。
同じ動きを見ても、トレーナーによって感じるポイントが違います。
その違いを議論することで、“観察”がより立体的になり、感性が磨かれていくのです。
これは、まさに「木を見て森も見る」学びの実践です。
トレーナーにとって、見る力は単なる技術ではなく“人と向き合う姿勢”です。
身体だけを観るのではなく、その人の表情や呼吸、声のトーン、言葉の背景にある心の状態まで感じ取る。
そこまで観察できてこそ、本当のサポートができます。
見た目の動きではなく、「なぜそう動いているのか」「何を感じているのか」を探る。
それがNeeDSメソッドが大切にしている“視点フロー”の真髄です。
一つの関節の動きの奥に、全身のつながりを、そしてその人の人生の背景までも感じ取る――。
その瞬間、あなたはただのトレーナーではなく、「人を導く専門家」になっているはずです。
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