2016.06.27
こんにちは!
NeeDSトレーナーの中村です。
実は中村は大学で睡眠と運動パフォーマンスの関係について研究しました。
その研究結果を先日NeeDSの勉強会で発表したので、今回はその研究結果を簡単にみなさんにもご紹介したいと思います。
まず、なぜ睡眠の研究をしようかと思ったのかというと、当時学生トレーナーとしてバスケットボール部に関わっており、そこでケアやリハビリをする選手がいつも眠たがっていたからです。当時のバスケットボール部の成績はあまり良くなく、もしかしたら睡眠が十分取れていないことが成績に少なからず関わっているのではないかと思いました。
研究の背景は簡単にまとめると以下の通りです。
研究の方法はかなり過酷なもので、対象者に3日間連続で3.5時間睡眠にしてもらい、その前後で反応時間やバスケットボールのシュートの正確性を測定しました。
結果はどうなったかというと、今回の3日連続の睡眠不足は運動パフォーマンスを低下させることはありませんでした。しかし、反応時間と心理的指標は悪化したことがわかりました!
つまり簡単にいうと判断が遅くなったり、気持ちが上がらず動くのが億劫になったりすることが、科学的数値で実証されました。
みなさんも今回の研究結果を参考にして頂き、スポーツに関わらず、集中力やテキパキ仕事をこなしたい方はしっかり睡眠時間を確保していただくことをお勧めします。
また、今回の研究に関して何か質問やもっと詳しく知りたい方は、中村まで遠慮なく訪ねてください。
〜No NeeDS No LIFE〜
NeeDS HP
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