〜動きをつなげる、質を高める、最初の一歩〜
神戸・六甲道にあるパーソナルトレーニングジムNeeDSでは、トレーニングの冒頭に必ず行うルーティンがあります。それが「ダイナミックストレッチ」です。
ストレッチと聞くと、多くの人が思い浮かべるのは「止まったままゆっくり伸ばす静的ストレッチ」ですが、ダイナミックストレッチはまったく異なります。身体をリズミカルに動かしながら、筋肉・関節・神経を“目覚めさせる”アクティブなウォーミングアップ。まさに「動きながら整える」ことを目的とした、NeeDSメソッドの中核的エクササイズです。
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■ ダイナミックストレッチとは何か
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ダイナミックストレッチとは、反復的かつ滑らかな動作を通じて、筋温を上げ、血流を促し、神経系を活性化させる準備運動です。運動前に実施することで、関節可動域を自然に広げ、ケガを防ぎ、パフォーマンスを最大限に引き出します。
NeeDSメソッドでは、ここに独自の考え方を加えています。
それは「機能的な動作(Functional Movement)へのつながりを意識すること」。
ただ身体を動かすだけでなく、「どんな目的のために、どんな筋肉をどう動かすのか」を明確にして行う。これにより、動作の中で体幹の安定性・バランス能力・協調性を高めながら、自然に“動ける身体”へと導きます。
例えば、股関節や肩関節の可動を出すだけでなく、その動きを体幹や足裏の安定と連動させる。そうすることで、ただのウォーミングアップではなく、トレーニングの「前章」として機能するのです。
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■ ダイナミックストレッチの目的
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NeeDSにおけるダイナミックストレッチには、以下の5つの目的があります。
- 身体の準備:筋温の上昇、可動域の拡大、神経反応の向上。
- 神経-筋系の活性化:動作を正確に、スムーズに行うための準備。
- 関節・筋のコンディションチェック:その日の調子や違和感を確認。
- 動作精度の向上:トレーニングや競技動作の再現性を高める。
- 信頼形成:トレーナーとクライアントの最初の対話・観察・評価。
つまり、ただの「準備体操」ではなく、その日のトレーニング全体の方向性を決定づける“起点”の役割を持っています。
トレーナーはクライアントの動きを見ながら、身体の状態を即座に把握します。
「今日は少し右肩が上がりづらい」「股関節の動きが硬い」「足裏の安定感が弱い」——。
そのわずかな変化を見逃さず、トレーニングメニューを微調整していく。
この数分間が、NeeDSのセッション全体の質を決めるといっても過言ではありません。
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■ 実施のポイント:動きの中に“意識”を入れる
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ダイナミックストレッチを行う際に大切なのは、「どの関節をどう動かしているか」を明確に意識すること。
以下のポイントがNeeDS流の基本です。
・大きく滑らかな動きを意識する(痛みのない範囲で)
・呼吸を止めず、リズミカルに続ける
・姿勢とバランスを保ち、体幹を安定させる
・動かすべき部位と固定すべき部位の分離を意識する
・地面反力(足裏の押し返し)を感じながら全身を連動させる
そして、NeeDSメソッドの特徴でもある「5S」基準をここでも用います。
シンメトリック(左右対称)/シンクロ(動作の連動)/スムーズ(滑らかさ)/シンプル(無駄のない動き)/ストロング(安定した強さ)。
この5つの観点で、動きの質を評価します。
さらに重要なのが、主観的感覚の確認。
動作後に「どちらが動かしやすいか」「左右差を感じるか」をトレーナーと共有することで、自分の身体を“感じる力”が磨かれます。
この感覚づくりこそ、NeeDSメソッドが重視する「自分の身体を理解するトレーニング」です。
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■ 日常にもスポーツにも効く、“動ける身体”をつくる
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ダイナミックストレッチの効果は、ジムの中だけにとどまりません。
ゴルフのスイング、野球の投球、テニスのサーブ、サッカーのキック、さらには日常生活での立ち上がりや歩行動作にも直結します。
ゴルフでの“飛距離アップ”には、股関節と胸郭の分離動作が不可欠です。
このとき、ダイナミックストレッチで骨盤と肩の動きをスムーズに連動させておくことで、スイングスピードが自然に上がります。
野球での“スピードアップ”にも同じことが言えます。
投球前に肩や体幹を動かすだけでなく、足の裏の感覚・股関節の回旋・胸椎の可動を事前に整えておくことで、リリースのタイミングと力の伝達が劇的に改善されます。
つまり、ダイナミックストレッチは「動作を整えるためのスイッチ」。
スポーツをする人はもちろん、デスクワークで固まった身体をリセットしたい人、疲れを感じやすい人にも最適です。
実際、NeeDSでは一般のビジネスパーソンや主婦の方もこのストレッチを習慣化し、
「朝これをやるだけで一日調子がいい」
「肩こりや腰の重さが減った」
といった声を多くいただいています。
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■ トレーナーとクライアントをつなぐ“最初の時間”
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ダイナミックストレッチは、ただの動きづくりではなく「最初のコミュニケーションの場」でもあります。
トレーナーが「今日は動きが軽そうですね」「昨日より姿勢が安定してますね」と声をかけることで、クライアントとの信頼関係が自然に深まっていきます。
この短い時間があることで、クライアントは“見てもらえている安心感”を得て、身体も心もリラックスした状態で本トレーニングに臨めます。
トレーニングは、心と身体の両方の準備が整って初めて効果を発揮する。
NeeDSがこの時間を欠かさない理由は、そこにあります。
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■ 終わりに:動きの質が人生の質を変える
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ダイナミックストレッチは、NeeDSメソッドにおける“動作の原点”。
ただ身体を温めるだけでなく、動きの質を高め、感覚を研ぎ澄まし、自分の身体と対話するための時間です。
中務代表が現場で培ってきた経験から導き出されたこの方法は、シンプルでありながら極めて実践的。
「たかがストレッチ、されどストレッチ」。
数分間の積み重ねが、動作の美しさ・トレーニングの効果・パフォーマンスの向上につながります。
六甲道・神戸エリアで本気で身体を変えたい方、ゴルフや野球の飛距離・スピードアップを目指したい方は、ぜひNeeDSメソッドのダイナミックストレッチを体感してみてください。
きっと、「動くことの気持ちよさ」と「自分の身体の可能性」に出会えるはずです。
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動作の始まりは、いつも“感じる”ことから。
NeeDSのダイナミックストレッチは、あなたの身体と心を“動かす”最初の一歩です。
【おまけ:動き出す瞬間の魔法 〜ダイナミックストレッチがつなぐ心と身体の物語〜】
トレーニングやスポーツの現場に立っていると、最初の一歩をどう踏み出すかで、その日の流れが大きく変わることを感じます。
ウォーミングアップの時間というのは、単に「身体を温めるための準備」ではなく、心のエンジンをかけるための時間でもあるのです。
六甲道のNeeDSジムでも、毎日のセッションの始まりはダイナミックストレッチから。
スタッフの声かけに合わせて、クライアントがゆっくり動き始める瞬間、ジムの空気がふっと整う。
音楽が流れ、姿勢が伸び、呼吸が深くなる。
あの独特の“静かなスイッチが入る感覚”は、何度見ても気持ちのいいものです。
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■ 「あ、今日も始まったな」
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ある日の朝。
まだ少し眠たそうな表情で入ってきたクライアントさんが、ダイナミックストレッチを始めた瞬間に笑いました。
「不思議なんですよね。これやると、“あ、今日もトレーニングが始まったな”って思えるんです。」
その方はデスクワーク中心の仕事で、普段はほとんど動かない生活。
最初の頃は、「ストレッチなんて地味だな」と思っていたそうです。
でも、何回か通ううちに、この動的なストレッチの“リズム”にハマった。
「音楽に合わせて身体を動かしていると、だんだん心までほぐれてくるんです。最初はイヤだったのに、今ではここが一番好きな時間になりました。」
ダイナミックストレッチは、まさに心のエンジンをかける儀式。
身体を動かすことで、気持ちが前に進み、やる気のスイッチが入る。
これはアスリートだけでなく、どんな人にも共通する「動作の力」です。
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■ 中務が見つけた“動きながら整える”という発想
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NeeDSメソッドのダイナミックストレッチは、代表・中務がプロ野球やメジャーリーグの現場で経験した「動くことの本質」から生まれました。
彼が若い頃、チームの選手たちはウォーミングアップ前に静的ストレッチを長くやるのが当たり前でした。
でもある日、ベテラン選手が言いました。
「止まって伸ばすより、動いて整える方が調子いいんだよな。」
最初は半信半疑だった中務も、その選手の身体の動きを見て納得しました。
静止している時よりも、動きながら呼吸を合わせる方が、筋肉が自然に反応していく。
それからというもの、彼は試行錯誤を重ね、動的ストレッチの効果を確信するようになります。
日本に戻ってからも、この考えはずっと変わりませんでした。
「立ったまま、動きながら、整えていく。」
これを形にしたのが、NeeDSメソッドのダイナミックストレッチです。
プロ野球の現場で、ある選手が中務に言いました。
「先生、これめっちゃいいっすね。最初は地味だと思ったけど、スイングが軽くなる。」
その選手は当時調子を落としていたのですが、このストレッチを取り入れてから連続ヒットを記録。
「ウォーミングアップで変わるって、マジであるんですね。」と笑っていたそうです。
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■ 日常の中のダイナミックストレッチ
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面白いことに、この“動きながら整える”という発想は、日常にも応用できます。
たとえば朝起きて、いきなりコーヒーを飲む前に、軽く背伸びをして、腕を回してみる。
通勤の途中、信号待ちのときに肩甲骨を少し動かしてみる。
夜、疲れたときに、立ったまま深呼吸しながら体幹をひねってみる。
たったこれだけで、気持ちがスッと軽くなる。
それは筋肉や血流が変わるだけでなく、脳が「動いている自分」に切り替わるからです。
最近では、リモートワークや長時間デスクワークで凝り固まった体をほぐすために、企業のオフィスでも「ダイナミックストレッチタイム」を導入している会社もあります。
五分間のストレッチで生産性が上がるなんて、一見不思議ですが、実際に科学的にも証明されていること。
身体が動けば、脳も動く。
動けば、気持ちも前向きになる。
つまり、ダイナミックストレッチはトレーニングのためだけのものではなく、“人生のリズムを取り戻す方法”でもあるのです。
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■ 子どもたちにも伝えたい「動くことの楽しさ」
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NeeDSでは、ジュニアアスリートへの指導も行っています。
野球やゴルフを頑張る子どもたちに、最初に教えるのもやはりこのダイナミックストレッチ。
中務がいつも言う言葉があります。
「ウォーミングアップは準備じゃなくて、もう本番の一部なんだよ。」
最初はただ真似して動いていた子どもたちも、続けていくうちに変わっていきます。
「体が動くって気持ちいい!」
「最初にこれやると、スイングがスムーズになる!」
そんな声が出てくると、もう完全に“動く楽しさ”を掴んでいる証拠。
彼らにとってダイナミックストレッチは、「自分の身体を感じる時間」であり、「自信を取り戻す時間」にもなっているのです。
それはまさに、NeeDSの理念「好きな自分になれる場所」とつながっています。
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■ ストレッチを超えた“コミュニケーション”
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NeeDSのトレーナーたちはよく言います。
「ダイナミックストレッチの時間が一番、クライアントと仲良くなれる。」
たとえば、動作中に「今日は肩の動きいいですね」「昨日より股関節柔らかいですよ」と声をかける。
その瞬間、クライアントの表情が明るくなる。
「え、ほんとですか?」と笑いながら、少し胸を張る。
この小さなやり取りが、信頼関係を生むのです。
ただのストレッチが、会話になり、観察になり、つながりになる。
それがNeeDSのダイナミックストレッチの最大の魅力。
まるで「動きの中で挨拶を交わす」ような、あたたかい時間です。
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■ 終わりに:動き出せば、すべてが変わる
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動くということは、変化を受け入れるということ。
ダイナミックストレッチは、その「最初の一歩」を象徴しています。
静止している身体を動かすと、血流が変わり、呼吸が変わり、思考も変わる。
それはまるで、人生をもう一度スタートさせるような小さなリセットの瞬間です。
神戸・六甲道のNeeDSジムでは、今日も朝からその小さな奇跡が起きています。
肩を回し、胸を開き、呼吸を整える。
そして、心も一緒に動き出す。
「動き出す瞬間の魔法」——それが、NeeDSメソッドのダイナミックストレッチです。
あなたもぜひ、日常の中でその魔法を感じてみてください。
たった数分の動きが、驚くほどあなたの一日を変えてくれるはずです。
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