〜NeeDSトレーニングメソッが大切にする5つの視点〜
NTM(ニーズトレーニングメソッド)では、これまで紹介したような「視点の流れ」や「イメージライン」を持ちながら、さらにもう一つの重要な観点を加えて動きを見ていきます。
それが「5S」と呼ばれる考え方です。
この「5S」は、どんなトレーニング指導にも応用できる万能の視点です。
筋トレでも、ゴルフスイングでも、野球の投球でも、日常生活の姿勢改善でも共通します。
NeeDSではスタッフ全員がこの5Sを共通言語として使うことで、どんな動きも同じ基準で評価・指導できるようにしています。
① シンメトリック(Symmetric:左右対称)
まず1つ目の「シンメトリック」。
これは「身体の左右のバランスがとれているか?」という観点です。
例えばスクワットをしているとき、左右どちらかの膝が内に入りすぎたり、体幹が片側に傾いたりしていないか?
また、立位姿勢で肩の高さが違っていないか?などもここに含まれます。
左右のアンバランスは、ケガのリスクを高めるだけでなく、動作効率を下げてしまいます。
ゴルフや野球など、スイング系スポーツで飛距離アップやスピードアップを狙う場合も、まずこの「シンメトリック」が整っていないと、最大のパフォーマンスは発揮できません。
トレーニング中には、鏡を見たり、動画を撮って確認するのが効果的です。
六甲道店のNeeDSジムでも、パーソナルトレーニングの際にこの「左右差」を丁寧に修正していきます。
② シンクロ(Synchro:同調)
次に大切なのが「シンクロ」、つまり「身体全体の動きが同調しているか?」という観点です。
これは簡単に言えば、「バラバラに動かないこと」。
腕だけ、脚だけ、体幹だけが独立して動いてしまうと、動作の流れが分断され、力がうまく伝わりません。
たとえば野球の投球動作では、「足→骨盤→体幹→肩→腕→指」とエネルギーが伝わります。
このどこかがタイミングを外すと、スピードもコントロールも落ちます。
トレーニングでも同じで、足から生まれた力を体幹で受け止め、肩や腕へとスムーズに伝えられるかどうかがポイント。
NTMではこれを「運動連鎖の調和」と呼び、全身が“つながっている感覚”を大切にしています。
③ シンプル(Simple:簡素に)
3つ目の「シンプル」は、動きをできるだけ“無理なく・自然に”するということです。
力を入れすぎたり、無駄に複雑なフォームを取ったりするほど、動作は重くなります。
プロのアスリートほど、実は動きがシンプルでスムーズ。
見ていて「軽い」「 effortless(努力感がない)」と感じるのは、この“シンプルさ”のおかげです。
NTMのトレーニングでは、クライアントに「もっと楽に」「呼吸を止めないで」と声をかけながら、無駄な緊張を抜いていきます。
特に、パーソナルジムNeeDS六甲道店では「無理に頑張らない美しい動き」をテーマに、初心者でも理解しやすい言葉でこの感覚を伝えています。
④ スムーズ(Smooth:無駄なく)
4つ目の「スムーズ」は、動きに“流れ”があるかをチェックする観点です。
動きがぎこちなく、途中で止まってしまう人は、身体のどこかが硬くなっているか、またはタイミングがずれている可能性があります。
スムーズな動きとは、力をためて、流して、解放する一連の流れが途切れないこと。
このリズムがあると、見ている側にも「美しい」「キレがある」と感じさせます。
ゴルフのスイングでいえば、バックスイングからフィニッシュまでが“ひとつの流れ”になっている選手ほど飛距離が伸びます。
その背景には、地面反力をうまく使い、エネルギーを滞りなく伝えるスムーズな身体操作があります。
NTMでは、動きを「連続する波」としてとらえます。
ベースポジション(しゃがんだ姿勢)から立ち上がるときにも、下から上へ力が流れるラインをイメージし、リズムと連動を意識していきます。
⑤ ストロング(Strong:力強い)
最後は「ストロング」。
これは単に“筋力が強い”という意味ではありません。
むしろ「必要なときに、必要な場所で、必要な力を発揮できるか」という意味です。
力の方向(ベクトル)や、どこを支点にして動くかを理解できていないと、ただ力任せに動いてしまい、フォームが崩れます。
ストロングとは、力をコントロールできる状態。
つまり、力強さと安定性を両立していることが理想です。
神戸・六甲道にあるNeeDSのトレーニングジムでは、特にこの「ストロング」を養うために、バランスボールやチューブ、メディシンボールなどの不安定ツールを使ってトレーニングを行います。
不安定な中で姿勢を保つことで、身体の内側(体幹部や肩甲骨周り)の筋肉が自然と働き、真のストロングさが育っていきます。
5Sが動作の質を決める
この5Sはどれか一つだけが優れていても意味がありません。
左右のバランスが良くても(シンメトリック)、動きが硬ければ(スムーズでなければ)結果は出ません。
また、スムーズに動けても、力強さ(ストロング)がなければパフォーマンスは上がりません。
NTMでは、この5つが同時に成立している状態を「理想的な動き」と定義しています。
つまり、シンプルでスムーズ、かつ力強く、左右のバランスと全身の同調が取れた状態。
それがNeeDSメソッドが追求する“美しい動作”です。
NeeDSアカデミーで学べる事
ニーズのアカデミーでは、この5Sを中心に、視点フローやイメージラインの実践方法を学びます。
動画解析やペアワークを通して、自分の「見る力」と「伝える力」を高めていきます。
ここでは、単に筋トレを教えるだけでなく、
・動きの本質を分析できる
・ケガのリスクを予測して予防できる
・競技力を根本から高められる
といったスキルを身につけることができます。
トレーニングとは、筋肉を鍛えるだけではなく「動きを磨く」こと。
そして動きを磨くためには、見る力・感じる力・伝える力が欠かせません。
NTMの「視点フロー」「イメージライン」「5S」は、その3つの力を養うための軸です。
神戸・六甲道のNeeDSジムでは、これらのメソッドを通して、誰もが“自分の動きに自信を持てる身体”を目指しています。
六甲道のジムで起こるちょっと不思議で、ちょっと笑える日常
トレーニングの世界というのは、真面目でストイックなイメージを持たれがちです。
でも、神戸・六甲道にあるNeeDSのジムの一日は、ちょっと違います。
たしかに、姿勢やフォームには厳しい。でもその中に、どこか“人間らしさ”と“笑い”がある。
それがNeeDSらしさでもあります。
朝、ジムのシャッターを開けた瞬間。
外の空気とともに「今日も誰かの人生が少し変わるかもしれない」――そんな空気が流れます。
でも数分後には、スタッフの誰かがコーヒーをこぼしたり、トレーナー同士で昨日のプロ野球(もちろん阪神タイガースの話)で盛り上がったり。
「いやいや、今日は仕事モードやで!」と笑いながらも、そんな日常のリズムが、不思議とジム全体を明るくしてくれるのです。
■フォームのずれより大事な「心のずれ」
クライアントが入ってきて、トレーニングが始まると、一気に空気が変わります。
「じゃあ今日はスイングスピードアップを狙いましょう!」
「昨日のゴルフで右に吹けたんです…」
そんな会話の中から、トレーナーはその人の“身体”だけでなく、“心の状態”まで見抜いていきます。
不思議なもので、身体のずれって、心のずれとよく似ています。
肩が上がっていたら、たいていは気持ちも上がっていない。
骨盤が後ろに下がっていたら、心も後ろ向きになっていることが多い。
だからNeeDSのパーソナルトレーニングでは、「姿勢を整えること=心を整えること」なんです。
六甲道のスタジオで、笑いながらスクワットをしているお客様の表情が、いつの間にか明るくなっていく。
その瞬間こそ、トレーナーとしての一番の喜びです。
■「できた!」よりも、「楽しかった!」を
神戸のNeeDSジムには、学生、主婦、経営者、アスリート、年配の方まで、幅広い層の人が通っています。
でも、どんな人にも共通しているのが、「動く楽しさ」を大切にしていること。
私たちは「できた!」という達成感ももちろん大切にしますが、それ以上に「楽しかった!」を重視しています。
なぜなら、トレーニングは継続が命だからです。
どれだけ理論が完璧でも、続けられなければ意味がない。
逆に、ちょっとくらいフォームが崩れていても、「また行きたい」と思えるジムこそが本物。
そのためにスタッフ一人ひとりが、笑顔や声かけを通して「楽しい空間」を作ることを意識しています。
■トレーナーだって人間です
トレーナーという職業は、人を支える仕事。
でもその前に、私たちも人間。
肩が凝る日もあれば、気持ちが沈む日もあります。
そんなときに支えてくれるのが、クライアントの一言です。
「先生、この前のトレーニングで飛距離伸びました!」
「最近、姿勢が褒められるようになりました!」
たったそれだけの言葉で、疲れが一瞬で吹き飛びます。
人を変えたいと思って始めた仕事なのに、気づけば“自分が変えられている”。
それがNeeDSで働くトレーナーのリアルです。
■「真面目 × ワクワク」がNeeDS流
NeeDSのスタッフには、共通の合言葉があります。
それは「真面目に、ワクワクする」。
トレーニングは科学的であるべき。でも、心は子どものようにワクワクしていたい。
このバランスが取れているからこそ、六甲道のNeeDSジムには活気があります。
毎日同じことを繰り返しているようで、実は一人ひとり違う“ドラマ”があるのです。
ある日、ゴルフの飛距離アップを目指していた50代の男性が、嬉しそうにこう言いました。
「トレーナーさん、最近スイングが軽くなって、若い頃の感覚が戻ってきました!」
その笑顔を見て、スタッフ全員が拍手。
一緒に成長していくって、こういうことなんだと感じた瞬間でした。
■ジムは「筋トレをする場所」ではなく、「自分を取り戻す場所」
最後に。
私たちが思うジムの本当の価値は、“筋肉をつける場所”ではありません。
“自分を取り戻す場所”です。
現代人は、頭を使いすぎて、体の感覚を忘れがち。
でも、NeeDSのトレーニングを通して「動くって気持ちいい」「呼吸するって気持ちいい」と思い出していく。
それが本当の意味での「健康」だと思います。
六甲道の街で、今日も誰かがスクワットをして、誰かが笑っている。
その輪の中に、あなたが加わる日を、心から楽しみにしています。
(コラム)
ある日の夕方、六甲道のNeeDSジムに小学生の男の子がやってきました。
野球少年で、「もっと球を速く投げたい!」と目を輝かせていたのを今でも覚えています。
最初はフォームもバラバラで、体も細くて、ボールが全然届かない。
でも、彼は毎週欠かさず通いました。
半年後、見違えるような投げ方になり、力強いボールを投げられるようになったとき、
その子のお母さんが涙ぐんで言ったんです。
「自信を持てるようになりました。ありがとうございます」
あの瞬間、トレーナーとしてのすべてが報われた気がしました。
人の身体はもちろんですが、「心」まで変わる瞬間に立ち会える。
それがNeeDSという場所の価値であり、六甲道という地域に根付く理由でもあります。
今、ジムにはその子の写真が飾られています。
その横には「可能性は、誰の中にもある」という言葉。
これはNeeDSの理念であり、私たちの原点です。
神戸のこの街で、パーソナルトレーニングを通して人生が少しずつ変わっていく。
トレーニングは筋肉だけじゃない、
“生き方を整える時間”でもある。
だから今日も私たちは、笑って動いて、そして伝え続けます。
「あなたの中には、まだ見ぬ力がある」と
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