心を鍛えるというもうひとつのトレーニング
近年、「メンタルトレーニング」という言葉を耳にする機会が非常に多くなりました。神戸・六甲道エリアのパーソナルトレーニングジムNeeDSでも、体のトレーニングと並行して「心のトレーニング」を重視しています。
では、この「メンタルトレーニング」とは一体どのようなものなのでしょうか?
海外では「サイコロジカルスキルズトレーニング」と呼ばれる
実は「メンタルトレーニング」という言葉は日本独自の呼び方であり、海外では「サイコロジカルスキルズトレーニング(PST)」や「メンタルスキルズトレーニング」と呼ばれています。いずれも意味は同じで、心の力を強化し、パフォーマンスを最大化させるための科学的なトレーニング法です。
- サイコロジカルスキルズトレーニング
- メンタルスキルズトレーニング
- メンタルトレーニング
これらはすべて同義語であり、目的は「心を鍛えること」です。
また、指導者の呼び方も国によって異なり、日本では「メンタルトレーナー」と呼ばれますが、海外では「メンタルトレーニングコーチ」と呼ばれることが多いです。スポーツの世界では、フィジカルトレーナーと同じようにメンタル面を支える存在として非常に重要視されています。

スポーツメンタルトレーニングの歴史と発展
メンタルトレーニングのルーツは1950年代の旧ソビエト連邦にあります。もともとは宇宙飛行士のために研究・開発されたトレーニングでした。極限状態でも冷静さを保ち、最高のパフォーマンスを発揮できるように設計されたプログラムが、のちにスポーツ分野へ応用されました。
1957年以降、スポーツ界で活用され始め、1984年のロサンゼルスオリンピックでアメリカ代表チームが成功を収めた際には、「スポーツ・メンタルトレーニング」の存在が大きく注目されました。以降、アメリカではメジャーリーグやNBA、NFLなどのトップアスリートたちがメンタルトレーニングを日常的に導入しています。
日本では1985年頃から本格的に導入され、現在ではオリンピック選手やプロ野球、ゴルフ、陸上競技など、あらゆる分野で広く行われています。最近では、ビジネス界や教育現場でも応用されるようになり、心のコンディショニングが「成果を出す力」として注目されています。
メンタルトレーニングの定義 ― 「心の筋トレ」である
国際メンタルトレーニング学会(ISMT)が1997年に発表した定義によると、メンタルトレーニングとは以下のように定義されています。
「身体的な部分に関わらないすべてのトレーニングであり、ピークパフォーマンス(最高の自分)とウェルネス(心身の健康)を導くための準備である。」
つまり、心の働きそのものを高め、集中力・自信・モチベーション・感情のコントロールなどを養うための“心の筋トレ”と言えるのです。
創設者のラーズエリック・ユネスタール氏(スウェーデン)はこう述べています。
「精神力(Mental Strength)は、身体的な強さ(Physical Strength)と同じようにトレーニングできる。」
これはまさにNeeDSの理念にも通じます。心も筋肉と同じように、正しい方法で鍛えることができる。だからこそ、パーソナルトレーニングにおいても「体と心」を一体として整えることが欠かせません。
メンタルトレーニングの種類と構成

メンタルトレーニングにはいくつかのアプローチがあります。
- メンタル・コンディショニング(心の状態を整える)
- メンタル・テクニック・トレーニング(集中・イメージ・呼吸などの技術訓練)
- メンタル・ストレングス・トレーニング(逆境に強い心を作る)
これらを総称して「スポーツ・メンタルトレーニング」と呼びます。
例えばゴルフでスイングの安定性を高めたり、野球で打席の集中力を高めることにもメンタルトレーニングは直結します。飛距離アップやスイングスピードアップを狙うなら、まず心のブレをなくすことが重要です。
神戸・六甲道のNeeDSでは、トレーニングジムの現場でもこれらの要素を組み込み、筋力トレーニングやコンディショニングと同じくらい“心のトレーニング”を大切にしています。
メンタルヘルスとメンタルトレーニングの違い
人の心を扱う専門領域は大きく2つに分かれます。
- メンタルヘルス(心の健康)
- メンタルトレーニング(心の強化)
メンタルヘルスは、心のバランスを崩してしまった状態 ― いわば心がマイナスの状態にある方を対象にしています。この領域は臨床心理士や心療内科などの専門家が担当する分野です。
一方、メンタルトレーニングは、心が健康な状態の人がさらに強くなるためのトレーニングです。ネガティブになりにくい「心の防御力」を高め、ポジティブな思考や集中力を育てます。いわば、マイナスからゼロに戻すのがメンタルヘルス、ゼロからプラスに伸ばすのがメンタルトレーニングです。
スポーツ選手だけでなく、仕事や勉強、人間関係においても「心の筋力」を鍛えることは大きな価値があります。
メンタルトレーニングがもたらす効果
メンタルトレーニングを継続することで、以下のような変化が生まれます。
- プレッシャーの中でも自分をコントロールできる
- ミスや失敗に動揺せず、次に切り替えられる
- 緊張や不安をポジティブなエネルギーに変えられる
- 目標達成までの過程を冷静に進められる
- 困難な状況でもモチベーションを維持できる
つまり、「心の軸を整えること」が、パフォーマンスを支える最強の武器になるのです。
特にゴルフや野球のような繊細なスポーツでは、わずかな心の乱れがフォームや結果に直結します。プロ選手がルーティンや呼吸法にこだわるのも、このメンタルトレーニングの一環なのです。
NeeDSが考えるメンタルトレーニング ― “自分のことが好きになる”心の作り方
NeeDSのパーソナルトレーニングでは、単に体を鍛えるだけではなく、「自分のことが好きになる心の状態づくり」を重視しています。
私たちは、クライアント一人ひとりが「もっと良くなれる」「できる」という自己効力感を育むことこそが本当のトレーニングだと考えています。
トレーニング中の声かけやフィードバック、成功体験の積み重ねが、やがて心の強さを生み出します。これは筋肉と同じで、焦らず、繰り返し鍛えていくことが大切です。
「神戸で本気で変わりたい」「六甲道で信頼できるジムを探している」そんな方は、ぜひ一度NeeDSで体と心の両方を整える体験をしてみてください。
体を動かすトレーニングの中で、自分の心と向き合い、少しずつ自分のことを好きになっていく――
それこそが、NeeDSが目指す「本当のメンタルトレーニング」です。
まとめ
メンタルトレーニングとは、決して特別なものではありません。
それは、「より良く生きるための考え方」と言ってもいいでしょう。
スポーツ選手だけでなく、日常生活やビジネスにも応用できる“心のスキル”。
「体のトレーニング」と「心のトレーニング」をバランスよく取り入れることで、人は本当の意味でのパフォーマンスアップ、そして幸せな生き方に近づけます。
神戸・六甲道のNeeDSでは、あなたの身体と心を整え、スポーツでも人生でも「最高の自分」を発揮できるようサポートしています。
メンタルトレーニングの豆知識 ― 心を鍛えるということ
「メンタルトレーニング」と聞くと、どこか特別な人のための技術のように感じる方も多いのではないでしょうか。
しかし実は、メンタルトレーニングは誰でも日常の中で実践できる、心を育てるための“習慣づくり”のようなものです。
神戸・六甲道のパーソナルトレーニングジムNeeDSでは、身体のトレーニングと同じように「心のトレーニング」も日常に取り入れることを大切にしています。
心も筋肉と同じように鍛えられる
メンタルトレーニングの基礎理論のひとつに「心も筋肉と同じようにトレーニングできる」という考え方があります。
筋トレで筋肉が成長するように、心も“負荷”をかけることで少しずつ強くなっていくのです。
ここでいう負荷とは、プレッシャーや不安、緊張、焦りといったストレスのこと。
それらをうまく扱うスキルを身につけることが、まさにメンタルトレーニングの目的です。
アスリートにとっては試合の緊張、ビジネスパーソンにとってはプレゼンの不安、学生にとってはテスト前の焦り。
これらはすべて心のトレーニングのチャンスでもあります。
「ドキドキする=成長のサイン」と捉えられる人ほど、メンタルが強くなっていくのです。
「ゾーン」に入る状態とは?
スポーツの世界ではよく「ゾーンに入る」という表現が使われます。
これは極度の集中状態に入り、時間の感覚が消え、最高のパフォーマンスを発揮している状態のことを指します。
実はこの「ゾーン」もメンタルトレーニングで再現可能な状態です。
例えば、プロ野球選手やゴルファーが打席やティーショット前に深呼吸をしたり、一定のルーティンを行うのもそのためです。
呼吸や動作のリズムを一定にすることで、自律神経が安定し、心拍数がコントロールされ、集中力が高まるのです。
この状態に入ることで、スイングスピードアップや飛距離アップといった結果にもつながります。
NeeDSでも、トレーニング中に呼吸法やマインドセットを取り入れることで、クライアントが「自分でも驚くほど動けた」と感じる瞬間が多くあります。
それこそがメンタルとフィジカルの融合であり、NeeDSが目指す本当の“トレーニング”です。
成功イメージと脳の仕組み
脳には「想像と現実を区別できない」という性質があります。
これは心理学的にも有名な現象で、例えば、レモンをかじるイメージをすると実際に唾液が出るように、脳は“思い描いたこと”を現実のように感じるのです。
この原理を利用したのが「イメージトレーニング」。
ゴルフで理想のスイングを思い描く、野球で完璧な投球フォームを想像する――
こうしたイメージは、実際の筋肉の動きや神経伝達にも影響を与えます。
脳内で成功体験を繰り返すことで、自信やパフォーマンスが実際に向上するのです。
トップアスリートが毎試合前に成功のイメージを持つのは、まさにこの脳の働きを利用しているからです。
呼吸は“心のコンディショニング”の鍵
メンタルを整えるうえで最も手軽で効果的なのが「呼吸法」です。
人は緊張すると呼吸が浅くなり、酸素供給が減って脳の働きも鈍くなります。
逆に、深い呼吸を行うことで副交感神経が優位になり、心拍数や血圧が安定し、心が落ち着きます。
NeeDSでは、トレーニング中にも呼吸を止めずに行うことを徹底しています。
これは単なる安全面の配慮ではなく、身体と心の両方を安定させるための重要なメンタルスキルでもあります。
「呼吸が整えば、動きも整う」――これは身体の科学であると同時に、メンタルの科学でもあるのです。
心を整えるための3つの習慣
- 姿勢を整える
姿勢が乱れると呼吸が浅くなり、思考もネガティブになりやすくなります。
六甲道のNeeDSジムでは、正しい姿勢を通じて心の安定を導く「スタンディング」姿勢のトレーニングを重視しています。 - 言葉を整える
「できない」「無理」という言葉は脳にストレスを与えます。
一方、「できる」「やってみよう」という言葉は脳にポジティブな刺激を与え、行動エネルギーを高めます。
トレーニングでも、ポジティブワードを意識することがメンタル強化につながります。 - 思考を整える
起こった出来事をどう解釈するかで、メンタルの強さは変わります。
「失敗した」ではなく「学べた」と捉える。
こうした認知の切り替えこそ、日常でできる最高のメンタルトレーニングです。
最後に ― 心が変われば動きも変わる
メンタルトレーニングの目的は、ただ「強くなる」ことではありません。
それは、自分を信じ、日々の行動や結果を前向きに捉えられるようになること。
つまり「自分のことが好きになる」ためのトレーニングなのです。
NeeDSでは、身体を動かしながら心を整えることで、クライアントが自分自身と向き合い、人生そのもののパフォーマンスを高めるサポートを行っています。
トレーニングジムでの筋トレも、日々の挑戦も、すべては心のトレーニング。
「神戸で新しい自分を見つけたい」「六甲道で本気で変わりたい」――
そんなあなたにこそ、NeeDSのメンタルトレーニングを体験してほしいと思います。


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