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スタンディング ― 立つことの科学と哲学

ニーズトレーニングメソッドの基本

スタンディングとは、ニーズトレーニングメソッドにおける最も基本的で、そして最も奥深い“立つ姿勢”のことです。
私たちが日常の中で無意識に何度も行っている「立つ」という動作。
しかし、この“何気ない行為”の中にこそ、人間の身体の本質が隠されています。

正しく立てる人は、正しく動けます。
逆に、立ち方が崩れている人は、どれだけトレーニングを積んでも、その効果は半減します。
なぜなら「立つ姿勢」こそ、すべての動きの原点であり、身体の構造上の“ゼロポジション”だからです。

たとえば神戸・六甲道のNeeDSパーソナルトレーニングジムに通うお客様の中には、初回のカウンセリングで「猫背が気になる」「腰痛がある」「肩が上がらない」「スイングの安定感がない」といった悩みを持つ方が多くいます。
しかし実際にチェックしてみると、ほとんどの場合、その原因は“立ち方”にあります。
肩や腰の痛みも、フォームの崩れも、根本をたどれば「重心のズレ」や「姿勢のゆがみ」から生まれているのです。


スタンディングがもたらす身体の変化

正しいスタンディングを身につけると、身体に驚くほどの変化が現れます。
筋肉の緊張が取れ、呼吸が深くなり、血流が良くなって代謝が上がります。
神戸・六甲道で働くビジネスパーソンが長時間のデスクワークで肩が凝るのも、ゴルフプレイヤーが飛距離を伸ばせないのも、実は“立ち方”に原因があることが多いのです。

正しいスタンディングでは、重心の位置・骨盤の角度・胸郭の配置がすべて連動します。
身体が本来の位置に戻ることで、余計な筋肉の力みが消え、動きがスムーズになります。
それにより、

  • ゴルフではスイングスピードが上がり、飛距離アップ
  • 野球では下半身から上半身への力の伝達がスムーズになり、打球や投球のキレが増す
  • ランナーでは地面反力を最大限に使えるようになり、スピードアップ

など、スポーツ全般において即効性の高い効果を発揮します。


スタンディングのキューイング

以下のポイントは、NeeDSの全トレーナーが共通して使用している「スタンディングの基本キューイング」です。
これは見た目の美しさだけでなく、機能的に強い立ち方を作るためのルールです。

  1. 足幅は肩幅
     安定性と動き出しの両立を考え、肩幅を基準にします。広すぎても狭すぎても、次の動作に制限がかかります。
  2. つま先と膝は正面(またはやや外向き)
     膝とつま先の向きがずれると、膝関節にねじれストレスが生じます。
  3. 重心は拇指球7割、踵・小趾球で支える
     これにより足底アーチが機能し、全身のバランスが整います。足の指を浮かせず、地面を「掴む」感覚を意識します。
  4. 膝は完全伸展、臀部を締める
     膝を伸ばし、臀部を軽く締めることで、骨盤の前後傾がリセットされます。
  5. 腹横筋を軽く引き締め、胸郭を下げる
     腹圧をかけすぎず、深い呼吸を保てる範囲で体幹を安定させます。
  6. 腰椎はニュートラル
     反り腰や猫背を防ぐポイント。腰に負担がかかる姿勢はここで修正します。
  7. 肩甲骨はやや下制・内転し、首を長く保つ
     肩をすくめず、背中をフラットに保ち、首から背骨のラインをまっすぐに。
  8. 顎を軽く引き、頭頂を上に引っ張るイメージ
     天井から糸で吊られているような感覚。これで頚椎のアライメントが整います。
  9. 呼吸を止めず、肩と首は自由に動く
     呼吸が止まる=力みです。どんな時も呼吸が流れるように意識します。

姿勢は「静」の中に「動」がある

スタンディングは見た目には“静止姿勢”ですが、実は「動的バランス」の塊です。
人は止まっているように見えても、常に微細な重心移動を繰り返しています。
このバランスを「意識的に整える」ことが、動きの質を大きく変えるのです。

たとえば、NeeDSでゴルフのスイングフォームを指導する際、最初に行うのはスタンディングの再教育です。
足裏の感覚、骨盤の角度、胸郭の方向――これらをミリ単位で整えるだけで、スイングの安定性が変わります。
同じことは野球のピッチングにも言えます。
軸足のスタンディングが崩れていれば、どれだけ上半身を鍛えても、球速もコントロールも安定しません。
体幹の力を正しく地面に伝えるためには、まず「立ち方の質」を磨くことが欠かせないのです。


スタンディング=日常生活のリハビリ

NTMでは、スタンディングを「リハビリの原点」とも考えています。
立ち方を見れば、その人の体の使い方がすべて分かると言っても過言ではありません。
例えば、重心が常に片側に偏っている人は、股関節や膝に負担をかけ続けています。
肩が前に巻いている人は、呼吸が浅く、ストレス耐性も下がりやすい傾向にあります。
つまり、スタンディングを整えることは、トレーニングだけでなく健康・姿勢改善・メンタルケアにも繋がるのです。

また、NeeDSではこのスタンディングを毎回のパーソナルトレーニングの最初に行い、
その日の体のコンディションをチェックします。
「立つ」こと自体がウォーミングアップであり、評価の基準でもあるのです。


正しいスタンディングを習慣化するコツ

  1. 鏡の前で毎日30秒、自分の姿勢をチェックする。
  2. 足の裏を感じ、左右差がないか確認する。
  3. 呼吸を深く、肩を上げずにリラックス。
  4. スマホを触る時も立ち姿勢を意識する。

たったこれだけで、身体は確実に変わります。
実際、NeeDSの会員様の多くが「立ち姿勢を意識しただけで腰痛がなくなった」「飛距離が10ヤード伸びた」と実感されています。
スタンディングとは単なる“姿勢の型”ではなく、身体の再教育なのです。


結論 ― 「立つこと」はすべての始まり

スタンディングを極めることは、トレーニングの本質を極めることです。
姿勢が整えば動作が変わり、動作が変われば人生が変わる。
神戸・六甲道のNeeDSでは、この“立つことの科学と哲学”を基礎として、すべてのトレーニングプログラムを構築しています。

派手な種目よりもまず「立つ」。
動きを変えたければ、姿勢を変える。
そして、姿勢を変えることで、あなたのパフォーマンスも人生も変わります。

「立つ」という当たり前を、もう一度見直してみませんか?
NeeDSは、その一歩を共に歩むパートナーでありたいと考えています。

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