2018.03.25
こんにちは、野村です!
今回のシリーズは『脂質』です。
まずは、基礎から知っていきましょう!!
まずは皆さん、質問です。
脂質は、悪いものと考えていませんか?
脂質は、糖質やたんぱく質と同じで三大栄養素の1つです。
脂質にも重要な役割があるため、生きていく上では必要不可欠な栄養素です。
脂質の最も大きな役割は、貯蔵エネルギー、つまりは蓄えて必要なエネルギーとして使うことです!
ちなみに、脂肪は、1gあたり9㎉のエネルギーを持っています。
炭水化物とたんぱく質は、1gあたり4㎉のエネルギーですので脂質は、倍以上のエネルギーを持っているので、消費するのも一苦労です。
脂質は、ごま油やオリーブ油などの液体のものや、バターやラードのような固体のものに多く含まれています。
また、魚や肉などの動物性食品といわれるものにも含まれているので、たんぱく質を取りたいためにたくさん食べ過ぎると脂質も多く取ることになるので注意して下さいね!
ちなみに、食事で最も多く摂っているのがトリアシルグリセロールいわゆる中性脂肪です。
脂質の役割には主に5つあります。
① エネルギー源
② 内臓の保護
③ 体温を保つ
④ ホルモンを作る材料になる
⑤ 細胞膜の材料になる
エネルギー源としては、1gあたり9㎉のエネルギーがあるので、1g消費すればそれだけのエネルギーを使えることになります。
脂肪は、弾力性があるのでクッションとしての役割をもっており、内臓を保護したり、体温を保つ働きもあります。
個人差はありますが、水泳選手などは水温に体温が奪われないように脂肪が少し多めについていることもあるんです。
そして、案外知られていない働きとして、体内から分泌されるホルモンの1つ(食べるもののことではありませんよ!)ステロイドホルモンと細胞膜の材料にもなるため健康に生きていくうえで、非常に大切なんです。
過剰に多いもしく少ないなど、脂肪の状況で女性の月経周期にも変化はありますので、女性の方は、特に注意して下さい。
厚生労働省によると、一般成人男性は、体脂肪率が15~20%、一般成人女性で20~25%が正常の範囲内とされているので、是非一度皆さん体重計にのってチェックして下さい!
ちなみにアスリートの必須の体脂肪率は、男性3~4%、女性9~12%で、望ましい体脂肪率は男性5~13%、女性12~22%と言われております。
※日本体育協会公認アスレティックトレーナー 教本参照
次回は、脂質の種類についてお伝えさせて頂きますので、是非ご覧下さい!
分からない点、知りたい点などありましたらお問い合わせ下さい!
~NO NeeDS NO LIFE~
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