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脂質の代謝

2018.03.29

こんにちは!野村です!!

「脂質」シリーズ第三弾!!

今回は、「脂質の代謝」について

 

まずは、簡単に!!

脂質の代謝とは

「食事で摂ったあと分解され、小腸で吸収され、血液の流れに乗り、肝臓に向かいその後、エネルギーやその他の形で使われる」

そして

「余分なものは、体脂肪として体内に貯蔵される」

 

実は、脂質がエネルギーとして使われるまでの道のりは、非常に長いです!

だから、「糖質が先にエネルギーとして使われる」というイメージを持ってもらってもいいかと思います。

 

さて、本題です。

食事として取った脂肪(中性脂肪:別名トリアシルグリセロール)は、分解、そして小腸で吸収され、「リポたんぱく質」になって身体の各部に運ばれます。

※リポたんぱく質とは、脂質が血液にある血漿中に存在する形のことを言います。

 

身体の各組織は、そのリポたんぱく質から脂肪酸を細胞内に取り込むことで、エネルギー源として利用します。

 

そして、エネルギーとして使われず、余分となった脂肪は皮下や臓器の周りにある脂肪細胞の中に溜め込まれます。

※太る原因!!

実は脂肪は、肝臓で過剰に摂取した糖質やアミノ酸からも合成され脂肪組織に蓄えられます。

※食べ過ぎ注意です。

 

 

脂肪組織に蓄えられた脂肪は、細胞内の酵素(リパーゼ)により、再び分解されて脂肪酸などになり血液中に入り、各組織に運ばれていき、再びエネルギー源として使われるようになります。

運動などによってエネルギーとして使う時は、この流れによって、脂肪は分解されていきます。

 

そして、筋肉などの組織に取り込まれた脂肪酸は、分解されてアセチルCoAに変化します。(β酸化)

その後、体内のエネルギーを作る仕組み「TCAサイクル」で、二酸化炭素と水に分解され、エネルギー作ります!

 

脂肪の最大の役割は、エネルギー源になることです。

脂肪は、1gあたり9㎉の熱量を生み出します。

つまり、脂肪1g使おうと思うと、9㎉の運動が必要です!

 

体内の脂質は、ほとんどが中性脂肪(トリアシルグリセロール)であり、余分な糖質やアミノ酸から合成されたものも存在します。

脂肪は、皮下や臓器の周辺の脂肪細胞内に蓄積します!

減らすには、運動が効果的!

 

適切な運動によって、脂肪組織から血中に動員された脂肪酸やグリセロールは、必要に応じて筋肉をはじめ末梢組織に取り込まれます。

そして、エネルギーや必要な形(ホルモンなど)として使われます!

 

少し難しい話かもしれませんが、簡単に言うと!

「食事で摂ったあと分解され、小腸で吸収され、血液の流れに乗り、肝臓に向かいその後、エネルギーやその他の形で使われる」

そして

「余分なものは、体脂肪として体内に貯蔵される」

 

摂り過ぎは、注意ですが、不足しすぎも注意です!

脂肪と上手く付き合っていきましょう!!

 

どんな脂肪を取るべきか、その他分からない点などございましたら、是非NeeDSへお越しください‼

 

~NO NeeDS NO LIFE~

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