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健康維持・身近な痛み改善のために知っておきたい解剖学~膝関節①~

2018.10.11

  • 膝関節のお話

 

こんにちは!野村です!

今回の解剖学ブログは『膝関節』についてです。

歩いたり、走ったり、日常生活のどんな場面でも膝関節の運動は、とても重要な役割を担っています。

その分負担も抱えやすく、膝に痛みがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そこで膝関節に対する基礎知識をつけて正しくエクササイズを行うことで痛みを改善出来るかもしれません。

今回は膝関節を構成する骨についてのお話です。

 

膝関節を構成する骨は3つあります。

  • 大腿骨(だいたいこつ):太ももの骨
  • 脛骨(けいこつ):すねの骨
  • 膝蓋骨(しつがいこつ):膝のお皿

 

 

大腿骨は、人体で最も長い骨であり、骨盤とともに股関節を構成する骨でもあります。

脛骨はいわゆる「弁慶の泣き所」。ぶつけるととても痛いですよね。脛骨は足関節を構成する骨でもあります。

膝蓋骨は人の身体の中で最大の種子骨(形状が植物の種子に似ている骨の総称)と言われています。

膝蓋骨は、ただ膝の前面にぽつんと置かれているわけではなく、

膝関節を伸ばそうとする力を効率よく発揮するためにとても大切な骨です。

 


 

先程もお伝えした通り、大腿骨は膝関節以外にも股関節を構成しており、脛骨は足関節も構成しています。

そのため、膝関節は股関節と足関節の影響を受けやすい関節でもあります。

様々なケガなどを原因に、股関節や足関節の運動時の可動域が狭くなると、

膝関節が代わりに狭まくなった分の可動域を補おうとするため、膝関節に過剰な負担が生じます。

膝関節を痛めない為には股関節と足関節の可動域を増やしてあげることが重要です。

 

次回は『膝関節に関わりのある筋肉』についてです。

 

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